ACF全国アマチュア室内楽フェスティバル

過去のプログラム

ACF 全国アマチュア室内楽フェスティバル2018

舞台はサントリーホール
フェスティバルの主役はあなたです!

音楽を、そして室内楽を愛する皆さんのためのフェスティバルとして
1988年に東京・御茶ノ水のカザルスホールにて産声をあげたACF。
今回も全国のアンサンブルから、沢山のご応募をいただきました。

アンサンブルの醍醐味、それは奏者同士の音の「対話」
仲間と目で語り合い、息を合わせ、音をそろえる・・・。

客席がステージを囲むような配置で、
音楽の「対話」を演奏者も聴衆も楽しむ!
私たちはそんなコンサートを目指しています。

フェスティバルの主役は、あなたです!

2018年2月10日(土)16:00

会場:サントリーホール ブルーローズ

[司会]
朝岡 聡(コンサート・ソムリエ)
安田佑子(アナウンサー/作詞&訳詩家)

[選考委員]
古部賢一(新日本フィルハーモニー交響楽団 首席オーボエ奏者) 
漆原朝子(ヴァイオリン奏者・東京藝術大学准教授) 

〔第1部〕

Trio les amis(東京/木管三重奏)
吉澤和弘(Fl) 佐々木 淳(Cl)神本浩子(Fg)
♪トマジ:田園のコンセール より
同じ大学の友人同士で結成し、卒業とともに疎遠になってしまったトリオがACFをきっかけに32年ぶりの再始動!学生時代とは違い、それぞれ仕事に家庭にと多忙を極める毎日。練習を組むのもひと苦労だが、その分かけがえのない友人と音楽をともに演奏できる時間を大切に、音楽に向き合える喜びを感じながら活動を続けています。

デュオ・リリコ(岐阜/チェロ、ファゴットデュオ)
小合史大(Fg)大澤幸子(Vc)
♪ボザ:二本のファゴットのための小協奏曲 より Ⅰ・Ⅳ
岐阜と愛知、60kmの距離を隔てて活動するチェロとファゴットによるデュオ。例えるなら、セサミストリートのアニーとバート、ちびまる子ちゃんの永沢くんと藤木くんのような、性格がまるで違うのに仲の良い楽器のアンサンブル。友人同士が会話しているような仲の良さを、音楽から醸し出すのが目標です。

Ensemble Viola Quadri(東京/ヴィオラ四重奏)
槇 知子/田中直人/伴 真奈美/横山優子
♪野平一郎:トランスフォルマシオン II J.S.バッハのシャコンヌ~4つのヴィオラのための~
子供の時分の習い事、部活の吹奏楽、大人の憧れ…およその楽器の接点でも積極的に選ばれることのない楽器、ヴィオラ。そんな楽器を手にした4人の人生は偶然に絡み合い、知り合って10年以上を経て「ヴィオラだけ」のアンサンブルを結成することになりました。ヴィオラならではの表現の幅広さ、音の深みをお楽しみください。

Duo S&S(東京/ヴァイオリンデュオ)
梅津詩帆/中里咲子(Vn)
♪ベリオ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 第1番より 第1楽章
歳の差21歳のヴァイオリンデュオ。お互いのヴァイオリンに惹かれ合い5年前に初めてデュオでコンサートに出演してからというもの、今では姉妹のように気がねなくやり取りし、楽器を通しても対話を重ねられる良きパートナーに。日々の仕事が忙しくても時間を作って2人で一緒に演奏をする機会を多く作るのが目標です。

アンサンブル・ザルツィヒ(東京/木管五重奏)
高橋知臣(Fl)奥野加苗(Ob)石川絵美(Cl)中木智子(Fg)長谷川史憲(Hr)
♪クルークハルト:木管五重奏曲より 第1楽章
アマチュアオーケストラでの共演をきっかけに、オーケストラとは違うアンサンブルの醍醐味を味わうために木管五重奏を結成!仕事をしながらオーケストラとアンサンブルの活動を両立することは簡単ではないが「このメンバーで音楽をしたい」という熱い想いを胸に活動を続けています。

Quartet Colore(愛知/弦楽四重奏)
石川英樹/福島沙耶歌(Vn) 藤原 徹(Va) 齋藤 仁(Vc)
♪ブラームス:弦楽四重奏曲 第2番より 第4楽章
クァルテットでの活動も5年を越えた昨年、はじめて活動の危機が訪れました。その危機とはメンバーの海外転勤。いつか活動できなくなるかもしれないということにも改めて気付き一つの挑戦をすることに決めました。それは難曲であるブラームスの作品に取り組むということ。4人で演奏できる喜びを噛み締めつつ、ブラームスを楽しみたいと思います!

〔第2部〕

Business Class Saxophone Ensemble(東京/サックス八重奏)
島藤 寛/植木隆雄(S.Sax)高橋麻里子/橋本瑛里(A.Sax)小田桐慶太/谷津めぐみ(T.Sax)臼元 彩/松本 健(B.Sax)
♪北方寛丈:GREEN
「サクソフォンという楽器の可能性を追求する」という目標のもと活動を続けて15年、メンバーの仕事や出産・育児による生活の変化などから活動休止期間を設けながらも2017年に活動を再開しました。ACFに参加したことで感じた「お客様に喜ばれる演奏」の大切さ、新しい仲間はそんな演奏を聞いて参加してくれた若いメンバーたちです。もう一度ACFに参加できる喜びを感じつつ、またあの仲間やお客様にお会い出来ることを楽しみにしています。

プロベル立川(東京/マンドリンアンサンブル)
豊田さゆり/川名健二/神田美幸/後藤陽一/山岡英子/高津良幸(Ml)斎藤紀子(Ma) 桑原由貴/古田栄治(Mc) 河邉敬之/安島美枝子(Gt)
♪ウィナー:茶色の小瓶
結成25年、ACFと巡り合ってから20年。ロシア語で反省の意味を持つ「プロベル」という言葉のもと、練習後には酒場で反省会を重ねつつ、結成当初から笑顔の絶えないアンサンブルを続けています。昨年は念願叶って「20年に1度の単独コンサート」を敢行!大成功のうちに幕を閉じ、次の目標は20年後のコンサート?楽しく音楽を続けられる環境に感謝しつつ、今日はスタンダードナンバーを披露します。

レリッシュサクソフォントリオ(福島/サックス三重奏)
小枝貴志/小枝 泉(A.Sax)小澤千晶(T.Sax)
♪ドヴォルザーク:テルツェットより 第2楽章
このメンバーでトリオを結成して、12年が経ちました。社会人になって楽器を始めた人、再開した人、学生の頃より続けている人と、このアンサンブルが縁で集まった仲間と「継続は力なり」と自分たちを励ましつつ楽しんでいます。サクソフォンのトリオは四重奏や八重奏に比べて楽譜も少なく苦労もありますが、このトリオならではの柔らかいハーモニー、音のやり取りを楽しんで頂ければ嬉しいです。

Clarinet Quartet美魅(東京/クラリネット四重奏)
高野裕美/山崎 緑/氷室綺純(Cl)小松 茜(Bs.Cl)
♪MICINA:ガラスの海と都市の情景
私達のアンサンブルは、聞いて楽しむだけでなく視覚的にも音楽を感じられる「魅せる音楽」を目標にしています。今回の演奏曲「ガラスの海と都市の情景」を演奏したい!という共通の話題からアンサンブルを結成することになり、今日このACFで初ステージを迎えます。皆さんの心に、そして記憶に残る演奏ができるよう頑張ります!

ローレル・クインテット(東京/ピアノ五重奏)
飯島聡太朗/木下陽香(Vn) 野村直子(Va) Jeffrey White(Vc)
岡本沙矢子(Pf)
♪バルトーク:ピアノ五重奏曲より 第4楽章
国籍も音楽的な背景も異なる私たちは、練習で「どのような表現をしたいのか」とか「どのように弾きたいのか」を音で表そうとするときにはあらゆる手段でやり取りを重ねています。日本語だけでなく英語や、歌も比喩も用いてのやり取りからは気付きが多く、よりよい音楽を求めていく作業は私達全員を惹きつけて離しません。今日はこのバルトークの五重奏の楽しさ、素晴らしさを皆さんとも分かち合えればと願っています。

ローゼン・カルテット(東京/弦楽四重奏)
★ACF2017聴衆賞・オーディエンスアワード受賞
水林 彪/佐藤祥子(Vn) 藤田勝四郎(Va) 旦 祐介(Vc)


◇主催:テレビマンユニオン 
◇協賛:サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン
    ジャパン・アーツ/ジュニア・フィルハーモニック・オーケストラ
    新日本フィルハーモニー交響楽団/東京フィルハーモニー交響楽団
    日本フィルハーモニー交響楽団/宮地楽器
    ミューザ川崎シンフォニーホール/ミュージション

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